■WORLD SOAP
生命の源である「植物の種」を絞った植物オイルは、太古の昔から乾燥や強い日差しから人々の肌を守ってきました。世界中の貴重なオイルでそれぞれの土地や都市にインスピレーションを受けて、7種類のワールドソープが生まれました。
『シャンハイ』 東洋と西洋が交わる大都市のクールな息吹を

東洋と西洋の交錯する上海シティ。街角の茶荘でお茶をゆっくり飲みながら、ゴマやジンジャー、アニス、ペパーミントなどのハーブやスパイスを使ったヘルシーなスウィーツが楽しめます。ミントのクールな石けんはそんな美味しそうな原料でできています
『アーモンドオイル』
アーモンドの木は、数千年前にはアジアで栽培され、その抽出油は、滑らかな肌を作るスキンケアオイルとして貴重なものでした。アーモンドオイルは肌の保護・軟化作用があり、固くなった角質をやわらかくします。柔軟になった肌は毛穴の汚れもとれやすく、肌の新陳代謝が滞りなく行われ、にきびや吹き出物ができにくくなります。
『セサミスクラブ』が毛穴の奥まですっきり清浄
山岳民族が暮らすタイ北部、山間の畑で、澄んだ小川と真夏の太陽の光をたっぷりと受けて、自然栽培される黒ゴマを、肌に親和性の高いパウダーにして配合。抗酸化作用を持つセサミンやセサミノールなどのゴマリグナンが豊富に含まれます。肌に優しいスクラブとして毛穴を清浄します。
強い生命力をもつ『ペパーミント』
日照量の多い季節であれば、水に浸けておくだけでどんどん根をのばします。その勢いのあるハーブの香りは、気分を爽快にし、思考をクリアにしてくれます。
甘くエキゾチックな『スターアニス』
古来よりパンやスープ作りに欠かせなかったスターアニス。精油は、まだ熟していない緑色のかわいらしい星形の果実を蒸留して作ります。甘い香りで、疲れた心を元気づける作用があります。
心を温める『ジンジャー』
純白で可憐な花を咲かすジンジャーは、地中に勢いよく根を伸ばし、その根茎は古くから消化促進剤や内臓を活性化する貴重な食べ物です。身体を温める力強い香りは、冷えた心を温める力があるともいわれています。

ミントはタイ料理でもたくさんのハーブとともによく使います。
■使用方法
・石けん洗顔
石けんをぬるま湯と空気を良く混ぜ合わせながらモコモコの泡を作り、クリーミーな泡で包み込みながら洗顔します。
ぬるま湯でよく流します。
洗顔後、必要ならば化粧水などで整えます。
・ディープクレンジング
顔の前に、水蒸気で満たしたお風呂(湯船)の中、または温かいお部屋でくつろぎながらクインタプルヴェールやレディーローザをパール大2個分程の量で指の腹でくまなくリンパ線にそって顔をマッサージし、毛穴の油分の汚れを浮かせます。
余分な油分をガーゼかコットンでふき取り、ぬるま湯でよく流します。
その後、もう一度洗顔します。
石けんは目に入るとしみるのでアイメイクは、コットンなどで拭き取ってください。
・基本のシャンプー(頭皮ケア)方法
たっぷり濡らした髪に、直接石けんを転がして軽く泡立てて洗います。
これはホコリなどを落とすためです(1度目洗い)。
今度は皮脂汚れをとるために、再び髪の毛に直接石けんを転がしモコモコの泡を作り、指先でマッサージするように洗います(2度目洗い)。
モコモコに泡立たないと汚れが十分にとれず、髪の毛がペタッとしてしまいます。
髪の毛の長い方も頭上のモコモコの泡を使って毛先をこすらないように洗います。
初めは泡立ちネットなどに入れて使うと泡が立てやすくなります。
石けんをヘア専用にすると約2か月使うことが出来ます(セミロングで頻度は1回/2日の場合)
石けんは軟水の方が泡立ちやすいです。硬水の地域では思うように仕上がらないことがあります。
すすぎ後、リンス適量を、髪全体に万遍なく行き渡らせてから流します。
髪の毛を弱酸性に戻し、キューティクルを引締め、髪の毛がツルツルになります。
髪の毛の長い方、パサパサしている方はクロミツヘアパックもおすすめです。
★初めてソープシャンプーをされる方へ
始めはシャンプーやトリートメントに含まれた化学成分がなくなるのでキシキシすることもあるかもしれません。また濡れているときにツルツル感が足りないという使い心地の違いに戸惑うかもしれません。
しかし本来は水と油は混じらないものなので、濡れている状態であまり髪の毛がツルツルなのは不自然なことなのです。
合成界面活性剤の洗浄力は強力すぎて地肌を乾燥させ、傷め、洗浄力の弱いものでも洗い終わった後も肌への残留が心配です。
石けんは肌に残留しても、界面活性効果をすぐに失い、バリア機能を攻撃しません。そればかりか肌と同じオレイン酸など脂肪酸の塩である石けんは肌に親和性の高い保護クリームともなります。