<期限間近SALE>[アサクラ]Olio(オーリオ)2021 250ml
2021産アサクラオイルの印象がいつもと違うため「Olio2021(オーリオ・ニーゼロニーイチ)」という別名称で販売しております。風味と味わいが他のセレクトに比べ軽く、風味を目立たせたくない和食やお菓子などにも最適です。ソテーや煮込み料理など加熱することでコクと素材の旨味を引き出します。収穫後12時間以内搾油/コールド抽出法
※オイルが出にくい場合は、注ぎ口を傾けて瓶を回していくとゆっくり出てきます。
※在庫限りで終売となり、再販の予定はございません。お早めにご購入いただけますようお願いいたします。
販売価格:¥1,890(税込)
タイムセールス価格:¥1,607(税込)
原材料名 |
食用オリーブ油(イタリア) |
内容量 |
250ml |
賞味期限 |
2023年5月19日 |
保存方法 |
直射日光を避けて冷暗所で保存 |
販売者 |
アサクラ(福島県会津若松市) |
栄養成分表示 |
100mlあたり 熱量828kcal、たんぱく質0g、脂質92g、炭水化物0g、食塩相当量0g |
配送方法 |
常温(同梱商品によりクール冷蔵便) |
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在庫状況 |
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在庫数量:15
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商品詳細
今年のアサクラオイル別名称Olio2021とは? (株式会社アサクラ 朝倉玲子)
2006年からイタリアのアブルッツォ州ペンネで自然栽培でオリーブ栽培を始め今年で16年目になります。自身の名をつけアサクラオイルとしてアサクラオリーブオイルセレクトにはなくてはならないオイルとして定番になりました。
農園のオリーブの畑は樹齢100~300年の古木がほとんどを占め、始めた当初に植えた若木がありますが数世紀にわたり生き続けているオリーブの木からアサクラオイルは出来上がります。近年気候変動で私たちも戸惑う天候に体調もついていくのが大変ですが、農園のオリーブたちは数百年間それらの変化に耐え、身を任せ、そして変化の繰り返しの自然の営みの中で受け入れ順応し、今もなお元気で畑で私たちの目を和ませ、出来たエキスであるオリーブオイルという恩恵を毎年もたらしてくれます。
肥料を施さず、本当に出来るのか?という疑問があった自然栽培。自然栽培を知り実際に自分でナチュラル・ハーモニーの宅配野菜を購入し届く野菜の美味しさと美しさに驚くと共に、オリーブオイルの自然栽培で作られたものを扱いたい!と思うようになるのには時間はかかりませんでした。そして見つけたこの地のオリーブ畑。お陰様で順調に栽培、製造の軌道に載せることが出来ました。
そうしてできたアサクラオイルはおいしいだけではない魅力を感じていただき、たくさんのお客様にご支持いただいております。毎年、新ものを届くのを心待ちにして下さるお客様もたくさんいらっしゃいます。
そのような中、今年2月に届いたアサクラオイルを味わってみるとあまりにいつもと違う印象のオイルにびっくりしました。
昨年秋は、時勢の影響で搾油所に関係者以外は一切立入禁止になり全ての工程を見る事ができませんでした。なぜいつもとまったく違う印象なのか?
オリーブは収穫しすぐ搾油しなければなりません。種子油(ゴマや菜種)のように保存ができませんので収穫後すみやかに共同搾油所に持ち込みすぐ加工しオイルにします。収穫後は搾油機に入れるところを見、そして数時間かかる搾油までの工程をすべて立会ます。またオリーブの収穫期は一斉に始まり、搾油所が込み合うとすぐの搾油ができなくなります。そのため例年アサクラオイルは搾油所が稼働開始と共に収穫を開始し、混み合う前に加工しています。昨秋は関係者が立ち入れなかったためそれが出来ず収穫から搾油までに時間を要したのでは?というのが私の見解です。
それにしてもこんなにも風味と味が変わるのかと驚いていますが、数値や味わいなど品質の劣化や酸化したものという意味ではありませんのでご安心ください。風味・味わいがいつもよりかなり軽く仕上がっております。最初は戸惑いましたが、せっかく実ってくれたオリーブたちに報いるために、この到着したオイルを無駄にすることはできません。そして私が腑に落とさないままお客様にお渡しするのも納得がいきません。私はとことんこのオイルを使い続けました。そしてこのオイルが生きる料理の仕方がだんだんわかってきました。
余りにも印象が違い過ぎるので、いつも楽しみにしてくださる方のご期待にはお応えできませんが、しかしこのオイルらしい使い方はできるはずと信じ、このオイルの名称をアサクラオイルではなく別名称で販売することを決めました。それがOlio2021です。料理してみるとオリーブオイルの大きな特徴と、素材(の味)を引き出す力は健在です。
どういうことか?わかりにくいかもしれません。オリーブオイルは加熱使いした時は主役になる素材の持っている旨みや個性を引き出す力を持っています。しかも生使いでも加熱使いでも素材と合わせるとその素材のもちあじを消してしますような作用はせず引き立てる。オリーブオイルは歌舞伎でいう、黒子のように主役を引き立ててくれます。
その素材と合わせた時の力はもうご存じの方も多いかと思いますが、その辺りは料理の仕方・コツがあります。私はイタリアで、オリーブオイルの素晴らしさというのは、料理されたものを食べた時に思いました。そのものをなめただけではわかりません。下手をすると非常に個性的で強い味のオリーブオイルもありますが、それらでさえも料理するとオリーブが際立って素材を殺すことはありません。ほんもののオリーブオイルの素晴らしさに感動し輸入までするまでになりましたが、全国でオリーブオイル講習もしながら使い方のコツとおいしさを実感し大変喜んでいただいております。
そしてOlio2021。確かに風味と味わいは軽いのですがその主役になる素材を引き出す力はある、というのがいろいろなパターンの料理をしてわかりました。風味が軽いからこそ和食使いにとても合います。一番のお勧めはシンプルな炊き込みご飯。
野菜は単品使いで(色々な野菜は使わない)薄くスライスし、Olio2021を含めた調味液に少し浸しそれから浸水したお米と一緒に炊くだけ。感動の美味しさが味わえます。
またマヨネーズだけはオリーブオイルは合わない、と思っていましたが、このOlio2021がとても合う。マヨネーズにするとオリーブの独特の辛味や苦味の味わい風味がとてもネガティブに作用しましたがOlio2021はそれがありません!
お菓子にも合うはずと思っています。
そんなOlio2021。このオイルの個性を味わってみませんか?
アサクラオイルをよくご存じの方は特にその違いを実感し、そして料理してさらにオリーブオイルの素晴らしさを腑に落としていただけましたら幸いです。豊作ということもあり価格もぐっと抑えました。どうぞ2021産のアサクラ農園のオリーブたちを受け取っていただきおいしいお料理に生かしていただきたくお願い申し上げます!