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[日南茶藝]緑茶「ケ」(リーフ) 60g

「ケ」という名の日常になじむお茶

古くから日本の暮らしには、「ハレ」と「ケ」という二つの時間の流れが存在し、「ケ」は日々の営みそのものを指します。

緑茶『ケ』は、そうした「日常になじむお茶」をコンセプトに生まれました。自然栽培でしっかりと成長したやや硬めの茶葉を一晩寝かせてから製茶することで、ひと味違った奥行きのある味わいになりました。

販売価格:¥1,168(税込)

 [NH003003]

原材料名緑茶(佐賀県伊万里産)
内容量60g
賞味期限出荷日時点で期限まで87日以上
保存方法直射日光、高温多湿を避けて常温で保存(開封後はお早めにお召し上がりください) 
製造者日南茶藝(佐賀県伊万里市)
配送方法常温(同梱商品によりクール冷蔵便)
表示名1 表示名2 表示名3 在庫状況  
在庫数量:27


商品詳細



「ハレ」と「ケ」 
  



 
古くから日本の暮らしには、「ハレ」と「ケ」という生活の時間や空間の捉え方として二つの概念が存在しています。
 

「ハレ」とは、お祭りや節目など、特別で晴れやかなひとときを指します。
一方で「ケ」は、日々の営みそのものを表し、たとえば、家事や労働、食事をして眠るといった、何気ない日常の連なりを意味しています。


どちらの時間も、人々の暮らしにとって欠かすことのできない、大切なものです。


 



「畦畔茶(けいはんちゃ)」を再現 
  



もち米 

緑茶『ケ』は、「日常になじむお茶」をコンセプトに誕生しました。

きっかけとなったのは、「畦畔茶(けいはんちゃ)」と呼ばれる、田畑の端に植えられていた自家用のお茶です。 横田さんが茶づくりを始めたおよそ25年前には、まだ多くの人々が畦畔茶を加工していました。

 

当時、高級なお茶を目指して茶づくりをする一方で、お世辞にも上質とは言えない畦畔茶づくりも嫌ではなかったそうです。

収穫して時間が経った茶葉の独特の香りや、渋かったり雑味があったりするものの、家族で楽しそうに収穫する様子や笑顔が思い浮かび、 「本当の良いお茶ってなんだろう?」と考えさせられたと言います。

 

現在では畦畔茶をつくる方もほとんどいなくなってしまいましたが、その味と香りを忘れられず、「日南茶藝流」に再現したいという想いから誕生しました。 

 



こだわり
しっかりと成長した茶葉で作った、日常になじむお茶
  



団子 

しっかりと成長した硬い茶葉を一晩寝かせてから作りました。

すっきりと淡い甘さのお茶と、未焙煎のさわやかな青さと渋みを感じられるお茶の2種類をブレンド。

茶畑そのものの香りを残すために、焙煎はあえて浅めに仕上げています。 
 

この複雑な味わいが生む、渋み・さわやかさ・淡い甘さは、ごはんやおやつを引き立ててくれ、どんな時も飲みたい日常になじむお茶です。


 



つくり手
三代にわたるお茶づくりの伝統
  



高谷夫妻 

「日南茶藝」を営む横田さんのご家族は、満郎さんのお祖父さまの代からこの地でお茶づくりを続けてきました。

お父さまの代では無農薬栽培にも挑戦していましたが、虫害に悩まされることもあり、十数年前から自然栽培に少しずつ移行。現在の自然との共生を目指すお茶づくりへとつながっています。

 

栽培を重ねるうちに、自然の中で茶葉が見せる個性に気づき、それぞれの畑の持ち味を活かしたお茶の表現ができるようになりました。丁寧な手仕事と長年の経験が織りなす一杯には、つくり手の思いと土地の物語が込められています。

 



たのしみかた
ごはんに寄り添うお茶 
  



  
緑茶『ケ』は、何よりも「ごはんによく合うお茶」です。 

特におすすめしたいのは、「お茶漬け」としての楽しみ方です。爽やかさとほんのり感じる渋みが、絶妙なバランスで食卓に彩りを添えてくれます。

どうぞ、日々の「ケ」の時間に寄り添う一杯として、お試しください。 



 

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