[コイ・ディ・フラヴィオ・レスターニ]スプマンテ ヴィズィオロゼ(2022)750ml
稀少な伝統ベルッスィ仕立てで栽培されたぶどうの微発泡ロゼ
微発泡のロゼワイン。
原料のぶどうは、今はほとんど行われていない伝統的な栽培方法「ベルッスィ仕立て(商品詳細参照)」で栽培されました。
様々なブドウが混植されている樹齢40年以上の高樹齢のぶどう畑から、タイミングを見極め、複数の品種を同時に収穫を行っています。収穫後は房から実を取らずにプレス、果汁のみの状態で自然に発酵が始まるのを待ちます。二次発酵後、オリ抜きをしていないため、瓶内でオリとともに熟成し続ける、「生きているワイン」です。醸造からボトル詰めまで酵母や酸化防止剤など添加物は一切使用していません。
2022年は猛暑でありながら、完熟と酸のバランスが良い理想的なぶどうでした。鋭さよりも果実の豊かさ、味わいのしっかりとしたスプマンテ(イタリア語でスパークリングワインのこと)です。
※裏ラベルに酸化防止剤(亜硫酸塩)含有と記載されていますが、人為的な添加はしていません。
【これはお酒です】
ご購入前に必ずお読みください
※未成年の飲酒は禁止されております。未成年の酒類のご注文はお受けできません。
タイプ |
ロゼ・微発泡 |
原材料名 |
トレッビアーノ モデネーゼ、ランブルスコ ソルバーラ他 |
アレルゲン |
【特定原材料7品目】なし
【特定原材料に準ずる21品目】なし |
内容量 |
750ml |
保存方法 |
要冷蔵(10℃以下)
※開封後はお早めにお飲みください。 |
配送方法 |
冷蔵 |
アルコール分 |
12% ※これはお酒です |
製造者 |
コイ・ディ・フラヴィオ・レスターニ(イタリア・モデナ) |
表示名1 |
表示名2 |
表示名3 |
在庫状況 |
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在庫数量:2
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商品詳細
こだわり
完全無添加・無ろ過のワイン
イタリアのモデナ近郊にあるKOI(コイ)のぶどう畑は、1970年代以降の工業化・大量生産の波に飲まれることなく、当時のままの姿で樹齢60年を越える様々なぶどうが混植されている希少な畑。
そんな畑でできたぶどうを使い、酸化防止剤・酵母無添加、無ろ過でつくった自然派ワインです。
通常ワインの醸造所では狙い通りの香りや味わいのワインを造り出すため、発酵のコントロールがしやすい培養酵母を添加しますが、KOIでは一切使用していません。天然酵母での発酵は、なかなか酵母が働かなかったり味わいのコントロールが難しい一方、独特の風味を引き出し、ぶどう本来の力を感じさせる味わいが生まれます。
またぶどうの出来がすぐれない際に添加される補糖や補酸も一切行わず、ぶどうの美味しさをそのままワインにしています。酸化や腐敗を防ぐために多くのワインに添加される酸化防止剤も使用していません。
通常行われるろ過や不純物を沈殿させる清澄処理をしないため、より自然な状態のまま瓶詰めされます。瓶内でオリとともに熟成し続ける「生きているワイン」です。
つくり手
一切の妥協がないワイナリー「KOI」
「KOI」はフラヴィオ・レスターニさんが営むワイナリー。
フラヴィオさんは、前オーナーが高齢のため管理を続けることができないぶどう畑を初めて目にした時からその魅力に感動し、存続を決意しました。別の醸造所でぶどう栽培から醸造までを担っていた経験を持ち、まだ若く経験も浅いながら几帳面な性格と誠実さ、そして素晴らしい探究心を持っています。
KOIの畑は、樹齢が古いものは60年を越えるという、とても貴重な高樹齢の畑です。「この畑を初めて見たときから、ここのぶどうでワインを造ることしか考えられなくなった」とフラヴィオさんはいいます。畑には60年以上前に植えられたトレッビアーノ モデネーゼやランブルスコ ソルバーラなど、近代のクローン選抜を免れた古い品種が多様に混植されていました。
さらに樹齢の古い区画は伝統的なベルッスィ仕立てでした。ベルッスィ仕立てとは、ぶどうの木が高く台車に乗らないと届かず、さらにすべての作業が完全手作業で作業性が非常に悪いため現在ほとんど残っていない栽培法です。オーナーは、モデナのような気温が高く地表からの照り返しが厳しい地域では、風の通りやすいこの仕立てが高品質のぶどう作りには理想的ということで、この貴重な伝統を守っていました。
「この畑を見つけたとき、すでに売りに出されていたんだ。オーナーは高齢でもう畑仕事が続けられない。この畑の存在自体が、モデナ一帯を見ても非常に貴重なんだ。この畑の実情とタイミングを知った時、今しかないと思ったんだ。」
2018年より独立して新しいワイナリーを立ち上げ、ワイン造りを開始。酸化防止剤無添加、酵母無添加、さらには瓶内醗酵においても酵母添加を行わない、完全無添加のワインを造っています。まだスタートしたばかりのワイナリーであるものの、その栽培・醸造哲学については一切妥協はありません。