[奥井海生堂]利尻昆布 30g
希少な蔵囲い、美食家を唸らせる味わい
良質な天然利尻昆布を、じっくり蔵で寝かせ熟成させた、希少な「蔵囲昆布」。雑味がなく、清澄ですっきりとした上品な出汁がひけるのが特徴。吸いもの用の一番だしに最適です。
原材料名 |
昆布(北海道)
※昆布は、えび・かにの生息域で採取しています。
|
内容量 |
30g |
賞味期限 |
出荷日時点で期限まで87日以上 |
保存方法 |
直射日光、高温多湿を避け常温で保存 |
販売者 |
奥井海生堂(福井県敦賀市) |
栄養成分表示 |
1袋(30g)あたり 熱量46kcal、たんぱく質1.4g、脂質0.5g、炭水化物20.5g、食塩相当量1.8g |
配送方法 |
常温(同梱商品によりクール冷蔵便) |
表示名1 |
表示名2 |
表示名3 |
在庫状況 |
|
|
|
|
在庫数量:14
|
|
商品詳細
熟成の技、蔵囲い
湿度と温度を管理した蔵で寝かせて熟成させる「蔵囲昆布」(くらがこいこんぶ)。
良質な天然利尻昆布を、さらに一年か二年じっくり蔵で寝かせ、熟成させています。
寝かせるほどに熟成するのは上質の昆布だからこそ。
力のない昆布を年単位で熟成させても、期待に応えるものはできません。
磯臭さ、ぬめりを抜き、旨みを深める蔵囲の技。
現在この製法を伝承しているのは、奥井海生堂だけです。
こだわり1
良質な昆布の産地
北海道の最北端である利尻島の沓形浜、礼文島の香深浜、船泊浜などが利尻昆布の代表的な浜です。
これらの浜は、汐の流れ、水温、陽ざし、流れ込む河川の条件、背後にそびえる山、そして広い昆布の干し場など、昆布作りにおいて大切なすべての自然環境に恵まれています。
こだわり2
豪雪地域での昆布の保管から生まれた蔵囲い
北海道で収穫された昆布は福井県の敦賀港で荷揚げされ、都市へ運ばれていた歴史があります。
「蔵囲昆布」は古来の昆布の流通において、積雪量の多い福井県の気候条件で必然的に誕生したものといえます。
昆布は、収穫後一気に天日で干し上げ、端を切り落とし、輸送に耐えうる形状にします。
夏に収穫された新昆布が敦賀に届くのは、そろそろ雪が降ろうかという晩秋です。
冬季の積雪量の多い北陸では、冬に入ると輸送は不可能だったため、敦賀で荷揚げされた昆布は蔵でそのまま越冬し、春になって出荷される事が多かったようです。
冬の間、蔵に収納しておいた昆布は、蔵で寝かせるうちに、新昆布の荒々しさや雑味は消え、昆布本来のうま味が際立つことが知られました。
これが、「蔵囲昆布」の始まりと言われています。
しかし、時を経るにつれ交通事情が良くなり、冬季の輸送も可能になると、蔵囲いの手法は廃れていきます。
施設としての昆布蔵の整備や、在庫となる昆布の資金面での膨大な費用、長い年月昆布を管理する人の手間等を考慮すると、高額な昆布を「在庫」として持つことは、多大なリスクを抱えることになります。
気象条件によってはカビが発生し、商品価値が無くなることさえあるのです。
そのような事情から蔵囲いがなされなくなってしまいました。
つくり手
明治4年創業、代々受け継がれる最高品質の昆布
福井県の敦賀市で創業し、120年以上の伝統と歴史を誇る老舗の昆布商 奥井海生堂。
天然の良質な昆布にこだわり、昔のままの手仕事を大切に、職人の技を守り継承し昆布の加工を続けています。
その味わいは、大本山永平寺をはじとするお寺の精進料理や高級料亭、世界の美食家からも高い評価を受けています。
たのしみかた1
基本の昆布出汁
多めに作って保存したい場合は、粗熱をとって密閉容器に入れ、冷蔵保存で2〜3日、冷凍保存で2週間くらい、風味が落ちる前に使い切るようにしてください。
〈約 5人前〉
・昆布 … 30g
・水 ……1000ml
①昆布表面の汚れを乾いたふきんなどで、さっと拭き取る。
②鍋に昆布と水を入れ、水温が60度になるまで加熱する。
③水温を保ったまま沸騰させないよう弱火で一時間煮出し、昆布を取り出す。
たのしみかた2
さっぱりとした水出し
昆布をひと晩水につけじっくりだしを取り、昆布を取り出した後、出汁を火にかけます。
お手軽でクリアな美味しさが楽しめます。
保存方法
開封後は密閉して冷暗所で
開封前は直射日光、高温多湿を避けて常温で保存してください。
開封後は湿気に注意してください。密閉して、冷暗所に保存してください。