こだわり1
大粒でつややか
「にこまる」は、2005年に誕生した比較的新しいお米の品種です。
九州沖縄農業研究センターが、地球温暖化による高温環境でも安定した品質を保つことを目指して開発しました。
つややかで粘りが強く、炊き上がりはふっくらと粒ぞろいが良く、モチモチとした食感が楽しめます。またコシヒカリよりも粒が大きく、噛むほどに甘みが広がるのも魅力です。
笑顔が溢れるほどの美味しさと、丸々とした粒の見た目から「にこまる」と名付けられました。
こだわり2
専門スタッフによる精米と品質管理
ナチュラル・ハーモニーでは、専門スタッフが精米を担当し、保管から出荷まで一貫した品質管理を行っています。
お米の選別には、収穫の際に混ざり込んだ石など、お米より重い異物を比重で取り除く「石抜き選別」と、草の種やカメムシの食害による黒斑など、色の異なる粒を選別する「色彩選別」を取り入れています。農薬や除草剤を使用しない栽培では、こうした粒がどうしても混ざりやすくなりますが、できる限り取り除けるよう丁寧に作業を進めています。
精米は、お米に熱がかかって品質が損なわれないよう細やかに配慮しながら行います。精米の過程で生じた割れたお米なども、注意深く取り除いていきます。
精米後はできるだけ早く包装し、出荷へ。精米機や作業場は、常に清潔な状態を保つよう、入念な清掃も日々心がけています。
お米は種子であるため、収穫後も呼吸を続けています。保管環境の温度や湿度によっては呼吸が活発になり、鮮度が落ちることもあるため、すべての工程で温度管理を徹底しています。
さらに、一般的に行われる殺虫や消毒などの処理を行わないため、より一層繊細な管理が求められます。
自社で精米を行うことで、お米の状態を細かく把握でき、生産者と意見を交わしながら、よりよい品質づくりに努めています。
つくり手
自然栽培の米づくりに取り組む生産者
■だいしん農園
熊本県で、農薬・肥料を使わず自然の力に委ねて米を育てるだいしん農園。
代表の楠田大伸さんは「元氣の源はお米にある」との想いのもと、田んぼの生態系を守りながら丁寧な栽培を続けています。
自然と調和した環境で育ったお米は、やさしい甘みと深い味わいが魅力です。
たのしみかた1
柔らかな食感でお米のおいしさを堪能
白米は籾殻・米ぬか・胚芽を取り除いたお米です。
玄米に比べて香りも控えめで食べやすく、食感も柔らか。和食はもちろん、様々な料理との相性も良いです。
たのしみかた2
基本の炊き方をマスター
たっぷりの水で手早くかき混ぜ、さっと水を捨てて流します。
表面についているぬかを洗い流すだけでいいので、ゴシゴシ洗う必要はありません。
すぐに炊くこともできますが、できれば2時間ほど浸水します。
水温と時間の目安としては、5℃で120分、15℃で60分、25℃で40分です。
浸水中は冷蔵庫に入れることをおすすめします。
炊飯に使用する道具に合わせ水加減は異なりますが、基本的に生米の重量の1.26~1.29倍の水が適正といわれています。
炊き上がりの食感が好みでなければ適度に調整し、好みの水加減を見つけてください。
保存方法
お米の保管は冷蔵庫がおすすめ
お米は長期保存できる食材ですが「生鮮食品」でもあります。
お届け後は、厚手のタッパーやペットボトルなど、気密性の高い容器に移し替え、冷蔵庫で保管していただくのがおすすめです。外部の臭いが移るのを防ぎ、乾燥による米割れも抑えることができます。
夏や湿度の高い季節はお米の劣化が特に進みやすいため、できれば2週間程度で食べきるのが理想です。
ご注意点(ご注文前に必ずご確認ください)
■「複数原料米」の表記について
お届けする商品の商品ラベルには「複数原料米」と記載されている場合がありますが、実際の内容はサイトに表示している単一品種のみになりますのでご安心ください。
以下、その経緯と当店の方針につきまして、ご了承の上ご注文くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします。
JAS法(農林物資の規格化等に関する法律)に基づき、すべての販売者はお米に関する情報を正確に表示する義務があります。お米の品種や収穫年を表示するためには「農産物検査」を受ける必要があります。
この検査は、各都道府県で指定されている「産地品種銘柄」に該当する品種にのみ適用され、それ以外の品種については、検査を受けることができません。また「産地品種銘柄」に該当するお米であっても、自家採種を続けることで、時間とともにお米の形質が変化し、検査に合格しない場合もあります。
そのため、こちらの商品の品種は、単一の品種のみ使用していることを公的に証明できないため商品ラベルでは表記していませんが、生産者が単一のタネから採取し栽培した単一品種になります。複数の種類のお米をブレンドしているわけではありませんのでご安心ください。
上記のように、現在の国・自治体の制度では自然栽培、自家採種に取り組む生産者の実態に合わない点がございますが、ナチュラル・ハーモニーでは、当店の基準に沿っての実質の内容を重視し、認定されている・されていないを問わず、生産者が自然栽培を継続する上で、田んぼに適したお米を選び、自家採種を続ける誠実な取り組みを支援しています。公的に品種表示ができないことにより、分かりにくくご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。