こだわり1
地域の伝統「わら納豆」の復活
栃木県南部周辺の農家で大切に受け継がれてきた製法をもとに、わらに付着する天然の納豆菌を使い、自然栽培の大豆を発酵させてつくった、伝統のわら納豆です。
使用する稲わらは、農薬不使用で栽培され、天日干しされたものを選んでいます。
この納豆を製造している「フクダ」は、元々は精密機械の製造会社でした。
現在の会長・福田良夫さんが、ある日栃木県の農家の方から手づくりのわら納豆をいただき、その味に深く感動したことがきっかけとなり、この地域の伝統技術を守りたいと決意。自らの手でわら納豆を再現する挑戦を始めました。
農家の方々からつくり方を教わり、まずは天然菌による納豆づくりを実現。その製法は本来、農閑期の寒い季節にしか適さず、気温が高くなると発酵がうまくいかないという課題がありました。
普通なら諦めてしまうところですが、福田さんは長年の技術者としての経験と誇りを活かし、わらの品質や大豆の種類、製造温度の最適化などを徹底的に研究。試行錯誤の末、年間を通して安定的に天然菌によるわら納豆を製造できる方法を確立しました。
当初は食品衛生法上の規制により、わらに直接食品を包むことが認められていませんでしたが、納豆菌の強さを活かして、稲わらを煮沸することで衛生的な基準を満たし、正式な製造許可を取得することにも成功しました。
こだわり2
天然の納豆菌による発酵
現在市販されている納豆の多くは、化学的に選別・培養された純粋培養菌を使用しています。
見た目が「わら納豆」でも、実際には発酵後に納豆を詰め直しているものが多く、わらはあくまで容器として使われているだけの場合がほとんどです。
それに対して、ナチュラル・ハーモニーの納豆は、わらに自然に棲んでいる天然の納豆菌を使って発酵させている、本物のわら納豆です。
大手メーカーが使用している納豆菌は、バイオテクノロジーの最先端技術により製造されており、栄養価の強化、臭いの軽減、粘りの調整などが行われています。その結果、納豆本来の自然な姿や風味からはかけ離れてしまっているのが実情です。
天然菌について詳しくは
こちらの記事をご覧ください。
こだわり3
自然栽培大豆100%使用
使用しているのは、自然栽培大豆100%。
自然栽培では農薬はまったく使わず、化学肥料はもちろんのこと有機肥料等も使わず、まず土を真っさらな状態に戻すことから始めます。
他の栽培に比べて成長するスピードはゆっくりですが、根を長く伸ばし、自然の力を活かしてたくましく育ちます。そのように育った大豆は雑味が少なく、大豆本来の風味を楽しめます。
つくり手
天然納豆菌での納豆を実現
栃木県真岡市にある「フクダ」は、伝統的なわら納豆の製造販売企業です。
かつて精密機械を製造していた会社ですが、地域に古くから伝わる納豆作りの文化を後世に伝えるため、わら納豆の製造・販売を始めました。この地域では昔、農家が自家製の稲わらと大豆を使って納豆を手作りしており、その素朴な味わいは家族代々受け継がれてきたものでした。
現会長の福田良夫さんは、その伝統を守るため、精密機械の製造をやめ、納豆作りに転身。
試行錯誤の末、2002年には農薬不使用の大豆と天然の納豆菌だけで発酵させた納豆の製品化に成功し、長年途絶えていた伝統のわら納豆を現代に蘇らせました。
たのしみかた1
納豆の味わいを存分に
まずは、納豆そのままの味わいをじっくりご堪能ください。
塩だけで食べるのもおすすめです。食べ応えがあり、豆の旨み、納豆本来の美味しさを楽しめます。
たのしみかた2
麺類のトッピングや納豆丼もおすすめ
うどんなどの麺類にトッピングするのもおすすめです。
他にも、刻んだ糠漬けや青菜、ひき肉、しらすなどと合わせて納豆丼にすれば、食べ応えのある一品になります。
保存方法
保存容器に移すのがおすすめ。冷凍保存もできます
天然納豆菌で発酵しているので非常に強く、数ヶ月程度の長期冷凍保存も可能です。
冷凍は、小分け容器にわけるのがおすすめ。
食べる分だけ解凍してお召し上がりください。
冷蔵庫の野菜室で2日間かけてゆっくり解凍すると元の美味しい納豆に蘇ります。
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