こだわり1
自然豊かな山林での「山地(やまち)酪農」
なかほら牧場は、国内に数ヵ所しかない24時間365日の昼夜自然放牧を行っています。
岩手県の約6割を占める北上山系は、なだらかな地形にカエデ・マツ・ブナなどの山林が広がり、野生動物も多く生息する自然豊かな土地です。
なかほら牧場はその北上山系の標高700~850mの窪地に位置しています。
平らな牧草地ではなく山の植生を活用する「山地(やまち)酪農」という手法を用いて放牧酪農を行い、牛の本来の食性を大切にし、行動を制限せずに育てています。
繁殖も「自然交配・自然分娩・母乳哺育(生後2ヵ月程度)」が基本。
牛は一年を通して山で自由に過ごし、青草の時期は日本在来種の野シバや木の葉を食べで暮らします。
搾乳時のおやつを除き、粉砕した焙煎大豆・圧片小麦・雑穀ぬか等を食べることもあります。また、冬期の飼料は無農薬の草を発酵させたものや国産の乾草です。
遺伝子組換えおよびゲノム編集の飼料は一切与えておらず、もちろん、問題とされるホルモン剤の投与もありません。
こだわり2
グラスフェッドの生乳を使ったアイス
なかほら牧場で飼育している牛は希少なジャージー種とその交雑種です。
ジャージー種は日本の乳牛の1%未満と希少で、乳量が少ないのですが味は濃厚でコク・甘みがあります。
一般的には、乳量や乳脂肪分を高めるために、草食動物であるウシに穀物を与えて飼育しますが、なかほら牧場の牛はウシ本来の主食である草を食べているので、ほんのり黄色い乳白色のミルクになり、風味も抜群です。
そんな生乳をたっぷりと使い、一般的なアイスで使われる乳化剤・安定剤・増粘剤といった添加物を一切使用せずに仕上げたアイスクリームは、ひと口食べるとやさしいミルクの味わいがふわっと広がります。後味は驚くほどさっぱりしていて、もう一口、と思わず手が伸びる美味しさです。
甘みには精白糖ではなく、有機ブルーアガベシロップを用い、卵も使わないことでより軽やかな味わいに。
無添加のため冷凍庫から出した直後は固いですが、カップの縁を押して柔らかくなった頃が食べごろです。
つくり手
「牛なり・山なり・自然なり」の放牧酪農
岩手県の北部、緑深い山々に囲まれた自然豊かな地に位置するなかほら牧場は、ストレスのない環境で牛を放牧し、自然本来の営みに寄り添った酪農を実践している希少な牧場です。牛たちが四季の移ろいを感じながら、自由に歩き回り、草を食み、自然の中で本来の姿で暮らしています。
なかほら牧場の最大の特長は、「山地酪農」という放牧型の飼育方法を取り入れているところ。広い山に一年じゅう昼も夜も放牧し、食事・睡眠・排泄はもちろんのこと、 交配・分娩・哺育まですべてが牛まかせという酪農は、国内でも数ヵ所しか行っていません。
春から秋にかけては山の草を食べ、冬には無農薬の干し草を与えるなど、自然に近い形で飼育されています。
ストレスのない環境で育った牛たちから搾られるミルクは、やさしくて濃厚、なのにすっきりとした後味。余計なものは一切足さず、そのままの味を大切にしています。
なかほら牧場では、そのミルクを使ったヨーグルトやプリン、アイスクリームといった乳製品も製造・販売しており、どれも素材の良さを生かしたやさしい味わいが魅力です。
保存方法冷凍庫で保存
冷凍でお届け後、マイナス18℃以下の冷凍庫で保存してください。