[麻の種] 正月飾り(中)1個
稀少な「野州麻」使用のお正月向け注連飾り
今年収穫した国産大麻草をつかい、手づくりした注連(しめ)飾りです。
麻は古来より邪気を払うものとして「魔除け」や「神様が宿る」植物といわれています。そのため神事には欠かせない神聖な植物です。
現在、国産大麻草は生産量が少なく貴重な植物となっていますが、こちらは今年収穫した栃木県産「野州麻」を使用しています。
静かな存在感のあるデザインなので、そのまま飾るのはもちろんのこと、お好みで、身近にある植物を加えるなどアレンジしてもお愉しみいただけます。
サイズ |
縦約39cm×横約18cm×厚み約1.5cm ※サイズは平均値です。個体差がありますのでご了承ください。 |
素材 |
本体:麻、水引:紙、紙垂:甲州・市川和紙 |
内容量 |
1個 |
配送方法 |
常温(同梱商品により冷蔵) |
製造地 |
千葉県松戸市 |
製造者 |
麻の種(千葉県松戸市) |
表示名1 |
表示名2 |
表示名3 |
在庫状況 |
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在庫数量:20
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商品詳細
こだわり
日本一の麻の生産地、栃木県鹿沼市の「野州麻」
日本人と麻の関わりは古く、縄文時代の極めて早い時期(約1万年前)には既に日本の広い地域に生育していたことが、考古学的な発掘から明らかになっています。縄文や弥生時代の遺跡からは麻縄や編み物、布片なども出土しています。
麻は衣類や生活用品として、さらには日本の伝統文化を支える、最も身近で、特別な繊維として、日本人の生活には欠かせないものでした。そのため第2次世界大戦以前までは、大麻は全国各地で栽培されていました。
栃木県鹿沼市は、麻の生産量日本一を誇る産地です。鹿沼の麻は、古くから「野州麻」と呼ばれ、優れた品質が認められ、全国各地に出荷されてきました。
栃木県鹿沼市から麻が商品として出荷されていた史実としては 1600年代の中頃から末頃にかけて盛んに江戸に送られていたという記録が残っています。
さらに 1700年代には江戸市場や千葉、茨城などの海岸地域に漁網やとじ紐、凧糸などの原料として出荷されていたようです。そして明治時代中期頃になると、鹿沼市や栃木市などにも紡績工場や製鉄工場ができ、麻はこの地域の重要な産業になりました。
「トチギシロ」という品種は品質のいい「白木」という品種に、無毒の在来種をかけあわせて1974年から品種を改善し、1982年に品種名「トチギシロ」として種苗登録されました。無毒アサ、無毒大麻と呼ばれTHC含有率は0.2%で産業用ヘンプの基準にも適合し、無毒の状態は毎年検査され保たれています。
つくり手
麻の伝統を継承する作家と麻農家の出会い
■作家:麻の種
2011年に麻農家さんと出会い、麻の手仕事を始めた「麻の種」。国産の大麻草を使い注連縄やアクセサリーを制作しています。
■麻生産者:野州麻紙工房・野州麻炭製炭所
栃木県鹿沼市で400年の歴史を持つ麻農家。希少な国産麻である野州麻、「トチギシロ」という種類を種から生育し精麻、注連縄、麻紙、麻炭に加工し販売しています。
ご注意点(ご注文前に必ずご確認ください)
■サイズ比較
(左から)
正月飾り(大)、
正月飾り(中)、
輪飾り
■商品につきまして
・商品はすべて手作業で制作しているため、一点一点大きさや色、風合いが異なる場合があります。
・素材の特性上、無理な力を入れず使用した場合でも、自然と曲がったり折れたりすることがありますのでご了承ください。