ボタニカルリップグロスに配合されているハーブたち(イメージ)
使い方
リップブラシ、または薬指等で唇に直接塗ってください。外出前にメイクとして使うほか、保湿・保護効果があるので、夜寝る前に塗るのもおすすめです。
画用紙に塗り重ねたリップバームピンクペッパー(左)とグロス(右)
荒れたくちびるを治癒する『ベンゾイン』
熱帯地方の生命力ある大きな樹木の樹皮からとれるベンゾイン樹脂には、ひび割れたり、荒れたリップを治癒する作用があります。古くから儀式にも使われてきた精油で、バニラのような甘い香りが心を落ち着かせます。
明るくジューシーな香り『グレープフルーツ』
太陽の恵みをいっぱい受けたグレープフルーツ精油は、緊張をほぐし、気持ちをリフレッシュ。くちびるの周りの雑菌を抑え、健やかなくちびるを保ちます。
紫外線から保護、保湿する『紫根エキス』
紫草(ムラサキソウ)の根は万葉の昔から使われていた伝統的な薬草で、特に火傷の薬として使われてきました。江戸時代からの伝統的な製法ではごま油で煮出しますが、ボタニカルリップ用には紫根を常温のひまし油とマカダミアナッツ油に3週間以上浸け込み、浸出油を作って、丁寧に濾過して紫根エキスを作っています。美しい赤紫色そのものがくちびるを色づけるのと同時に、保湿し、乾燥によるひび割れなどを修復します。また紫外線による日焼けにも効果を発揮するので日常的につけることで紫外線からくちびるを保護します。
開発ストーリー
口に入っても安心な天然原料
色素、香り、保湿、保護、ケア成分のすべてが口に入っても安心な天然原料を厳選、小さい子でも安心してお使いいただけます。
冷温圧搾ひまし油(インド産)
クレオパトラがメイク落としに使っていたというほど歴史の古い植物オイルです。リシノール酸という保湿力の高い脂肪酸を90%も含むことから、水分をたっぷり含んだつやつやしたくちびるに保ちます。またくちびる表皮を強く健やかにします。インド産の冷温圧搾のひまし油を使っています。
冷温圧搾マカダミア種子油(無農薬栽培オーストラリア産)
栄養たっぷりのナッツはオーストラリアのアボリジニーの主食として大切にされてきました。抗酸化力が高く、ビタミンA、B、E、ミネラルなどが豊富に含まれ、紫外線や乾燥からくちびるを保護します。年齢を重ねると生成されなくなるパルミトレイン酸を20%以上も含み、高い再生作用があり、荒れたくちびるを修復し、表皮の抵抗力を高めます。オーストラリア産、無農薬栽培マカダミアナッツを冷温圧搾したオイルを使用。
カカオバター(ガーナ産)
カカオの果実から抽出されるバターで、くちびるの表面に薄い被膜を作り、乾燥や寒さからしっかりと保護します。ポリフェノールが豊富に含まれ、抗酸化力が高いバターです。香り高い、食用ガーナ産を使っています。
日本ミツバチの熟成はちみつ
保湿成分として、ふっくらと潤ったくちびるを守ります。 そのほかにもビタミン、ミネラル、ポリフェノールと命を育むのに大切なたくさんの栄養素や薬効成分が含まれています。
ミツバチが巣の中で水分を飛ばし、糖度80度以上になったはちみつに、ミツロウでできた蜜蓋をかけた状態を、養蜂家は「熟成はちみつ」と呼んでいます。そんなミツバチたちが集めてくるはちみつは、お花からの贈り物であり、他の命をいただかずに受けられる自然の恵みそのものです。植物の受粉を手伝い、お礼に蜜をもらうミツバチは平和の象徴であり、自然界のキューピッドともいえます。 熟成はちみつは、キューピッドのエッセンスでもあるのです。
日本ミツバチのミツロウ
イラストレーターさんと共作の紙芝居を持った後藤さん。ミツバチのことを伝えていきたいとの気持ちを込めて。
西洋ミツバチも養蜂しています。チョウチョやトンボ、くも、ヒキガエルなど様々な来訪者がいます。
花粉やはちみつ、ミツロウは他の命をいただかずに人間がわけていただく自然の恵みなのです。
ミツロウは働き蜂が作るロウ成分。ミツロウで強固なハニカム型の巣を作り、大切なはちみつや子どもたちを乾燥や紫外線、寒さから守ります。
日本の植物繁栄に大貢献の日本ミツバチ。
日本ミツバチのミツロウ。色が異なるのは、日本ミツバチが採集してくる花粉の色が季節や年ごとに違うためです。
日本ミツバチのミツロウには、花の蜜や花粉に加え、植物の抗菌成分や薬効成分、そして多くの酵素が含まれています。保湿力、保護力、抗菌力がとても高く、昔から火傷や肌の炎症、傷の修復を助け、民間薬として使われてきました。ミツバチは自然界の薬探しの名人で、野生の日本ミツバチが、病気になりにくいのも自らが集めてくる薬効成分のおかげでもあります。 リップに塗ることでくちびるをしっかり保湿・保護し、紫外線や乾燥から守りながら滋養を与えます。
ボタニカルリップバームは、その熟成したはちみつと、手間をかけ、丁寧に分離抽出したミツロウをふんだんに使用しています。