[まるてん]ふし粉 40g
伊勢志摩の風土と燻の匠の技に育まれた伝統ある「波切節」
伊勢志摩地方の漁港、波切(なきり)の伝統製法で作られた鰹節の血合部分を取り除き粉末状に仕上げました。出汁の風味を強めたいとき、お漬物、パスタなどにひとふりするなど重宝します。
原材料名 |
かつお・枯れぶし(国内製造) |
内容量 |
40g |
賞味期限 |
出荷日時点で期限まで87日以上 |
保存方法 |
直射日光、高温多湿を避けて冷暗所で保存(開封後は冷蔵庫に保存しお早めにお召し上がりください) |
販売者 |
まるてん(三重県志摩市) |
栄養成分表示 |
1包装(40g)あたり 熱量135kcal、たんぱく質33.6g、脂質0.1g、炭水化物0g、食塩相当量0.39g |
配送方法 |
常温(同梱商品によりクール冷蔵便) |
表示名1 |
表示名2 |
表示名3 |
在庫状況 |
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在庫数量:103
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商品詳細
伊勢神宮に捧げられる鰹節
近海の上質な鰹を原材料に、古くより伊勢波切に伝わる製法で、一本一本手仕事で仕上げています。
三重県伊勢志摩地方波切は鰹漁が行われ、鰹節の原型である「堅魚」が盛んに加工されていたと言われています。
「波切」の名は、木簡等にも記されており、王朝や神宮などに鰹節を献上していたとの記述も残っています。
食事を司る「豊受大神」が祀られている伊勢神宮の外宮では、毎日朝夕2回、食事を捧げる祭りが開かれています。
その神饌の一つが鰹節であり、この波切節も捧げられています。
こだわり1
手火山製法
江戸の中期に完成した燻し方法「手火山製法」。
漁獲海域や時期によって全て異なる魚の質を見極め、火加減を手で調整しながらじっくりと燻すこの伝統的な方法は、今では全国で10軒程度しか残っていないそうです。
伊勢志摩地方の鰹節作りは、地域の里山から採った間伐材を薪として使用しています。
薪が赤々と燃え、遠赤外線効果によって中心からじっくりと燻してくれます。
また、この薪の灰は藍染めの染料や、焼き物に使う天然灰(灰釉)としても利用されています。
伊勢志摩の鰹節作りは、こうした「循環」の中で生まれています。
里山を守ることによって海を再生し、代々行われてきた自然の循環を保ちながら自然の鰹節作りを継承することを大切にしています。
こだわり2
天然カツオブシ菌でのカビ付け
「鰹節」は世界一硬い食べ物だと言われます。
この硬さは鰹節の製造工程で、「カビ付け」の際にカビによって鰹節の水分を吸収させることで生み出されます。
一般的には化学的に単一の菌だけを取り出して培養された「カツオブシ菌」を用いますが、専用の室(むろ)に棲みついている空気中の天然のカツオブシ菌でカビ付けを行っています。
天然のカツオブシ菌が、日に当てて干した鰹に付くまで約20日間かかります。
天然菌について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
つくり手
鰹節作り一筋、伝統の継承
「かつおの天ぱく」まるてんは、三重県志摩市の波切の地で古くから鰹節を作り続けてきました。
伊勢の鰹節として、伊勢神宮にも奉納しています。
四代目の天白幸明さんは、自然の循環を保ちながら伝統の鰹節作りを継承し、日本のだし文化を国内外の多くの方に自ら伝える活動もしています。
たのしみかた1
そのままの香りと旨みを味わう
醤油と和えてご飯や青菜のおひたしにかけるなど、シンプルに召し上がって頂くのもおすすめです。
たのしみかた2
出汁をとってさまざまなお料理に
透明で上品な香り・深い旨みの出し汁がとれます。昆布と合わせても。
多めに作って保存したい場合は、粗熱をとって密閉容器に入れ、冷蔵保存で2〜3日、冷凍保存で2週間くらい、風味が落ちる前に使い切るようにしてください。
■出汁のとり方 〈約 5人前〉
・鰹節 ………… 30g
・水 ……………1000ml
①鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら鰹節を入れて1~2分煮出して火を止める。
②目の細かいザルやこし器で鰹節をゆっくり濾す。
保存方法
開封後は空気に触れないように冷蔵、または冷凍で
一度開封した鰹節は空気に触れると酸化が進むため、開封後は小分け包装にして冷凍もしくは冷蔵にて保管し、賞味期限に関わらずなるべく早くお使いください。