■製造について
千葉県の蔵元「寺田本家」さんが昔ながらの酒づくりの行程を活かし、日本酒と同じ方法でつくられています。
洗米して水に浸漬したお米を、大きな釜にのせた甑(こしき)という大きな蒸籠に入れていきます。布で蓋をしてお米を蒸します。直径2メートルほどの甑から上がる湯気は迫力満点! 蒸し上がった熱々のお米をを麻布に広げ、手で素早く広げて、適温まで下げます。お米と米麹をあわせたタンクを冷蔵庫に入れます。低温でゆっくり醗酵させ、乳酸醗酵を促します。
醗酵過程で酵母が働くとお酒になってしまうので、その手前の段階で、ゆっくりと甘みと酸みを引き出すのが難しいのだそうです。
ノンアルコールなので、お酒や乳製品が苦手な方やお子様にもお召し上がりいただけます。麹の香りがふわっと広がり、やさしい甘さの飲み物です。伝統ある酒蔵で仕込まれ、お米と水と醗酵の力によってできた味わい。蔵人たちの経験と技が活きた飲み物「PUKU」を、この機会にぜひお試しください。
■製造元「寺田本家」のご紹介
千葉県香取郡神崎町で、330年もの歴史を持つ酒蔵「寺田本家」。酒蔵では前例のない蔵付き麹菌の自家採取、生もと造り(水・米・麹で酒母を起こす昔ながらの製法)をはじめとした微生物の働きを活かした自然の酒づくりを行っています。毎年大勢の人で賑わう「発酵の里こうざき酒蔵まつり」の共同主催を務めるなど、地域と協力し合いながら、醗酵の素晴らしさを伝え広めています。