梱包方法のご案内

ナチュラル・ハーモニーオンラインストアは、お客さまからのご注文やお問合せをお受けする窓口を
神奈川県・横浜市に、商品の出荷を担う物流拠点を千葉県・八街市(成田センター)に設けております。
成田センターでは日曜日を除く週6日、おかげさまでたくさんの出荷業務を行わせていただいております。
お客様に当店を少しでも身近に感じていただき、安心してご利用いただけますように、
成田センターで普段行っている梱包の様子をご紹介いたします。

※冷凍品・直送品は出荷元が異なるため、こちらでご案内する梱包方法は該当いたしません。

ナチュラル・ハーモニーが考える最適な梱包とは?

つくり手の想いもお届けしたい
地球にやさしい物流を目指す

ナチュラル・ハーモニーでは、自然な素材で、誠実なつくり手さんが手掛けた貴重な衣食住アイテムをお取り扱いしています。自然やつくり手さんとお客様とをお繋ぎする橋渡しとして、商品を無事にお客さまの元へお届けすることが、わたしたちの大事な役割と考えています。

そのため、梱包方法においても、わたしたちがつくり手さんから受け取ったときと、極力同じ状態でお客様にも手に取ってもらうことを大切にし、商品はもちろんのこと、つくり手さんの想いもそのままお客さまにお届けしたいという気持ちで、日々改善に取り組んでいます。

当店は、農産物・加工食品・生活雑貨とお取り扱いアイテムが多岐に渡ります。そのため、例えば、主に繊細な野菜・果物類のご注文の場合と、主に瓶などの加工食品のご注文の場合と、主に衣類などの雑貨のご注文の場合とでは、適した梱包方法が異なります。また梱包に対するお客様のご要望も「極力簡易にしてほしい」という方もいれば「絶対に破損がないようにしてほしい」などさまざまなため、個々のご要望をすべて満たすことは難しく頭を悩ませている日々です。

じつは、当店で出荷の多くを占めるのは野菜類です。他の商品に比べて非常に繊細で丁寧に扱う必要があるため、現在は野菜が輸送中に傷まないことを優先に考えて梱包をしています。
野菜についた泥が他の商品につかないようにしたり、野菜同士が当たって傷まないようにするため、必然的に緩衝材を多く使用することになります。そのため、お客様にとっては過剰梱包と感じることもあるかもしれません。

また、瓶商品などの割れ物は割れないことを優先し、厚めのエアパッキン(プラスチックのプチプチ)で包んでいます。環境のことを考えるとプラスチックフリーな梱包をしたいのはやまやまなのですが、緩衝力が落ちると破損が増え、代品発送の数が増えることになります。
破損が発生するということは、つくり手によってつくられた貴重なアイテムを、お客様へお繋ぎする前に無駄にしてしまうということでもあります。代品を用意するということは、商品の製造に使われる資源や輸送にかかるエネルギーや排出されるガスが2倍になるため、結果として環境の負担にもなり得ます。
そのため、緩衝力の高いプラスチック資材を適切量使用して破損を減らすことが、現時点での暫定的な最適解であると考えています。

でも、本当の目標は、プラスチックを使わず破損させないことなので、日々改善できることをしながら目標を達成できるようにしていきたいと考えています。

基本の梱包と特別梱包

基本の梱包方法
  • ● ダンボールと緩衝材として使用するクラフト紙は、衛生管理と強度を考慮し新品のものを使用しています。
  • ● プラスチック資材の使用は出来る限り少なくしておりますが、商品破損防止を優先するため瓶などの壊れやすいものにはプラスチック資材を使用しています。
特別梱包

基本の梱包手順

梱包スタッフは、髪の毛が出ないよう帽子をかぶり作業します。
商品をピックアップし、他のお客様の商品が混ざらないよう、お客様ごとにカゴをセットしておきます。
商品を梱包する前に、カゴの中にセットされた商品とご注文内容に相違がないか、機械でバーコードを読み取り、再度確認をしていきます。商品すべてのバーコードを読み取り、商品、数量ともに間違いないことを確認し、梱包スタートです。
空のダンボールに商品を詰めていきます。
(今回はきゅうり、ジャガイモ、玉ねぎ、卵、納豆、ハム、小さなビン類、ところてんです。)
ダンボールと、緩衝材のクラフト紙を使用します。割れ物や潰れやすい野菜はエアパッキン(プラスチックのプチプチ)を使用し破損を防ぎます。
重量のあるもの、割れ物から下段に詰めていきます。
内箱は、商品の保護と、高さを揃えることで重ね置きした際の安定性を高める目的で使用することがあります。

今回は下段に内箱を3箱セットしました。
  • 1卵を入れた内箱(破損を防ぐため)
  • 2小さな瓶、ところてんを入れた内箱(破損を防ぐため)
  • 3ジャガイモ、玉ねぎを入れた内箱(野菜に泥がついているため、ほかの商品を汚さないように)
  • 1卵の梱包方法
輸送中に破損しやすい卵は、特に厳重に梱包します。
卵のパック内にエアパッキンを挟み、卵が動くのを防ぎます。
次に、卵専用の内箱に1パックずつ入れます。
場合によってはさらに内箱に入れ、隙間をクラフト紙で埋めるなどして固定します。
  • 2ところてん・味噌・梅干しなどの梱包方法
汁気のあるところてんは、内箱に入れるかクラフト紙で包むなどして、他の商品とぶつかって破け、液漏れしないよう気を付けて梱包します。瓶はエアパッキンで包みます。
  • 3ジャガイモや玉ねぎなど泥の付いた野菜の梱包方法
他の商品に泥が付かないよう内箱に入れたり、クラフト紙で包むなどします。
内箱を一段目に敷くことで、一段目の上部が平らになりました。
その上にクラフト紙を敷き、2段目を詰めていきます。

納豆が中で動かないようクラフト紙で包み固定します。
平置きに適したハム類、きゅうりを入れ、箱の中で動かないようクラフト紙で覆います。
商品をすべて詰め終わり、クラフト素材のガムテープでダンボールを閉じ、割れ物や卵の注意喚起シールを3ヶ所以上貼ります。

以上で梱包完了です。

梱包担当者からお客さまへのメッセージ

つくり手の想いも商品も大切に
商品を通じて自然の魅力を伝えたい

いつもオンラインストアをご利用いただき誠にありがとうございます。成田センターには、全国から自然栽培の農産物やこだわりの加工食品、生活雑貨などが毎日届きます。
その商品たちは全て自然であることを大切にしているためか、手にするだけで活力が湧いてくるような感覚になります。錯覚かもしれませんが(笑)。
ただ少なくともつくり手の皆さんが大事に作ったことは実感できるので、私たちもその想いを損なわないように大切に扱いながらお客様の元にお届けすることを意識しています。
お客様にも商品を通して自然の魅力を感じてもらえれば幸いです。